Sumo Logic(スモーロジック)は2026年8月、AIアシスタント「Mobot」の機能拡張やセキュリティー運用の効率化を柱とする一連のアップデートを発表した。自動化プレーブックの対話型構築やダッシュボードパネルのAI生成、マップチャートからのドリルダウン機能、さらに検出ルールの最適化など、プラットフォーム全体にわたる機能強化が行われている。
各アップデートの詳細は以下の通り。
Mobotを活用したプレーブック管理とUI刷新:Cloud SOARにおいてAIアシスタントMobotを利用したプレーブックの対話型構築や編集、検証が可能になった。自然言語での指示によりノードの配置や構成を自動生成できるほか、ロジックの解説や公開前のエラー検出にも対応する。あわせてプレーブック詳細ページやフィルタリング機能などUI全体の刷新も実施された。
MCPサーバーにおけるOAuthスコープ制御の強化:MCPサーバーのOAuth保護リソースメタデータにサポート対象スコープの情報が含まれるようになった。これにより、クライアントは組織全体の全権限ではなく必要なスコープのみを要求できるようになり、発行されるアクセストークンの権限範囲を安全に最小化できる。
Cloud SIEMにおけるセキュリティー検出ルールとマッピングの更新:正規化検出ルールの移行フェーズとして、ランタイムおよびアイデンティティーに関連するログが専用ルールへルーティングされるよう変更された。また、AWS BedrockやAnthropic ClaudeなどのAI・LLM関連ルールにMITRE ATLASタグが追加されたほか、従来の脅威インテリジェンスルールの非推奨化に向けた名称変更やパーサーの修正が行われた。
ダッシュボードにおけるマップチャートドリルダウン機能:ダッシュボード上のマップチャートにおいて、シフトキーを押しながらクリックすることで該当地域の緯度経度データを用いたログ検索画面へ即座に遷移できるようになった。従来のように手動でIPアドレスや位置情報を検索してクエリーを書き換える手間が削減される。
Insightsにおける自動化タスク表示の刷新:SIEMのInsights画面にあるAutomationsタブがカード表示からテーブル表示へとリニューアルされ、サイドパネルが新設された。これにより、実行されたプレーブックのトリガーや開始時刻、現在のステータスをより一覧性高く確認できる。
Mobotによるダッシュボードパネル生成:自然言語のプロンプトからダッシュボードパネルを自動作成する新機能が追加された。可視化したいデータを説明するだけで、Mobotがクエリーの作成からグラフの選択、既存または新規ダッシュボードへの追加までを自動で実行する。
APIによるアーカイブ送信先管理:Installed Collector向けのAWS S3アーカイブ送信先設定を、従来の管理画面に加えてパブリックAPIからも作成・管理できるよう改修した。大規模環境におけるアーカイブ設定の自動化が可能となる。
出典:Sumo Logic
この製品の詳細については、Sumo Logic製品ページをご覧ください。