1Password(ワンパスワード)は2026年10月22日、ARR(年間経常収益)が5億ドルを突破したと発表した。2026年度第3四半期までの純新規ARR成長率は前年同期比約60%(第3四半期単体では前年同期比約90%増)を記録し、2桁台のフリーキャッシュフローマージンを維持している。この成長加速は顧客による開発者向けツールおよびAIセキュリティーツールの導入にけん引されており、同ツールを利用する顧客のARR成長率は非利用顧客の約5倍のペースに達している。
同ツールの月間アクティブユーザー数は人間で前年比200%増、非人間アイデンティティー(マシンやエージェント)で前年比500%増となり、企業アカウント全体の16%で利用されている。現在、20万社以上の企業顧客(ARR全体の75%以上を占める)を抱え、その中には「Forbes AI 50」選出企業の85%が含まれる。また、年間ARR10万ドル以上の顧客数も前年比で40%以上増加した。
同社は従来の保管庫型パスワード保護から、人間、AIエージェント、マシンワークロードを横断した動的アクセス統制基盤へと領域を拡張している。ジャストインタイムで最小権限を付与し常時特権を排除する「1Password Privileged Access」や、実行時に権限を検証する「Credential Broker」を統合した「1Password Unified Access」に加え、モデルやエージェントに資格情報を開示せずタスク単位で安全に認証を委譲できる「1Password for Agents」を展開。Anthropic、OpenAI、Meta、NVIDIA、Snowflakeなど主要AI各社との連携を進め、自律型エージェントの安全な運用基盤としての地位を固めている。
出典:1Password
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