ワークマネージメントプラットフォームのSmartsheet(スマートシート)は2026年8月中旬、システム管理の効率化とユーザーエクスペリエンスを向上させる複数の新機能を発表した。AIクライアントを通じたライセンス管理や、250万セル規模の大容量シート対応などが含まれており、エンタープライズ規模の運用課題を解決する内容となっている。
各アップデートの詳細は以下の通り。
シートタイプレポートの強化:ユーザーの追加時期や参加経路(管理者からの招待、アセット共有、自動化など)、開始時のステータス、部署、役職、次回のライセンス調整日などの詳細情報をシステム管理者が把握できるよう拡張した。事業部ごとのコスト請求や一時ユーザーの監査、人員記録との照合が、手作業によるデータ結合なしで実行可能になった。
ボードビューにおけるフィールドラベルの固定表示:カードにマウスを重ねた時だけでなく、ラベルを常に表示させる切替機能を追加した。複数のフィールドを持つカードでも日付や詳細情報の識別が容易になり、親カードおよび子カードの双方でシートごとに表示設定が記憶される。
Smartsheet MCPを利用したライセンス管理:ClaudeなどMCP互換のAIクライアントと対話するだけでライセンスの管理が可能になった。直近90日間アクティビティーのないユーザーの特定や、空きライセンス数の確認、ユーザーのアップグレードおよびダウングレードを自然言語による指示と確認のみで完結できる。現時点では担当チームへの有効化申請が必要だが、今後は全プランで順次デフォルト化される予定だ。
シナリオプランの複製機能:メニューからワンクリックでシナリオプラン全体の複製が可能になった。関連する全てのシナリオ、接続されたシート、日付、依存関係、リソース割り当てをそのまま引き継げるため、ゼロから構築し直すことなく計画のバリエーション作成や次期計画への移行をスムーズに行える。
シートアクセスレポートへのワークスペースID追加:CSVエクスポートの全行にワークスペースID列が追加された。各アセットを手作業でたどることなく、ワークスペースごとのアクセス権グループ化や、共有が多発しているものの明確な所有者がいないワークスペースの特定、コンプライアンス審査時の単一ワークスペースへの絞り込みが容易になる。
Dynamic Viewの大規模シート対応:最大250万セルという大規模なシートに対応した。画面上に表示されている行だけでなくデータセット全体に対してフィルタリングや並べ替えが実行されるため、制限に達することなく正確なデータへのアクセス制御と安全な共有が可能となる。
出典:Smartsheet
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